原付バイク　自賠責保険


原付の自賠責保険加入

原付の自賠責保険加入は、法律（自動車損害賠償保障法　略称：自賠法）により義務付けられているものです。125ccまでの排気量の原付バイク（一種、二種）には車検をうけることが義務付けられていません。その為、加入するのを忘れていたり、期限が切れたままになっていたりということがありがちです。しかし自賠責保険は、万が一重大な事故を引き起こしてしまった場合に被害者となった人を助け、自分自身をも助けるものですので、必ず加入しておきましょう。

 

原付の自賠責保険は、バイクショップやコンビニ、農協、郵便局などで加入手続きをすることができます。また、保険代理店のサイト上からオンラインで手続きをすることもできます。もしも自賠責保険に加入せずに原付を運転していると、様々な罰則規定を受けることになります。自動車損害賠償保障法（自賠法）では1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金を科せられることになり、道路交通法（道交法）では6点の違反点数が科せられ、即刻免許停止の措置を受けることになります。うっかりのかけ忘れや期限切れ忘れが大きなリスクにつながることになりますので注意しましょう。

 

原付の自賠責保険に加入することで受けられるのは、対人的な補償です。具体的には原付を運転している時に、誤って人がケガをしたり、死亡してしまうような事故を引き起こしてしまい、被害者やその家族から損害賠償を請求された場合、その損害を賠償する為の保険金が支払われます。賠償額は、傷害の補償が120万円、死亡の補償が3,000万円、重度の後遺障害が残った場合の補償が4,000万円と、それぞれ上限が定められています。

 

原付の自賠責保険の保険料は、2008年4月1日より変更となりました。保険料を先々までまとめて支払うほど安くなり、12ヶ月分で6,960円なのが、24ヶ月では8,790円となり、60ヶ月分をまとめて支払う場合には14,070円まで割引かれます。


QLOOKアクセス解析