原付バイク ツーリング


原付でもツーリングはできる?

原付でもツーリングはできるでしょうか。インターネットで原付が好きな方々が集まっているクラブのサイトなどを見ていると、原付でツーリングをするクラブもあるようです。それにホンダが庶民派向けのスクーター第一弾として発売したカブで日本一周の偉業を成し遂げた方がいるという話も聞きますので、無理な話ではないようです。

 

原付でツーリングに出掛ける場合の注意点としてはどのようなことが挙げられるでしょうか。まず最も注意が必要になるのはガソリンです。原付のガソリンタンクは小さく、満タンでも入る量は4リットル位です。満タンの状態で出発したとして、ガソリンが尽きるまでに走れる距離は、200キロからよくもっても240キロ位でしょう。その為、長時間走り続けるようなツーリングでは何度も給油が必要になります。夜通し走るのであれば、事前に24時間開いているスタンドをチェックしておくことも必要です。また、山道を走るような場合には、予備のオイルやガソリンも準備して出掛けましょう。タイヤの空気圧など、コンディションを確認しておくことも、途中での故障を防ぐ為には重要です。

 

その他の注意点としては、原付は時速30kmが法定速度ですが、幹線道路のような車と一緒に走らないといけないようなところでは、車の流れについていこうとしてついスピードが上がってしまいます。しかしそうした場所では警察が取り締まりを行っていることも多いものです。楽しいはずの原付ツーリングに嫌な思い出を残すことにならないよう気をつけましょう。また、大きなトラックに脇から追い越されると、その時の空気の流れでトラック側に吸い寄せられるような現象が起こることがあります。原付愛用者であれば経験されたことが多い現象ではないかと思いますが、事故につながらないよう充分に注意する必要があります。

 

原付でツーリングをする場合、どの程度の距離が妥当かというと、あまりに長距離だと原付に不具合が生じる可能性が高くなります。ですので、120〜130キロ程度から遠くても250キロ程度であれば、日帰りか一泊で楽しむことができるのではないでしょうか。また、いきなり長い距離に挑戦するよりも、少しずつ走行距離を伸ばして慣らしていった方が負担が少ないと思います。


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